2009年3月30日月曜日

腰が上がらない


すっかり馴染んでしまった「チャムパーサック」。

特に何もすることなく、川を眺めたり散歩したり人々と触れ合うことで、もっともっと長くいたいと思ってしまう。


そのせいで本日移動する予定だったが重い腰が上がらない。

ゲストハウスも賑わい始め、僕が訪れた際には誰も宿泊者はおらず独り占めだったのだが今日になって、ほぼ満室。

すると何やら聞き覚えのある声がする。

ひょいっと声の方へ近づくと、これまた旅フレのマークと再々会。

彼とは何やら縁がありそうだ。


朝食を食べながら人々が行き交う姿を見ていると、遠い昔の日本を思い浮かべる。

ラオスに素晴らしい景色を求めに観光客は訪れるが、以前ラオス人と話をした際に、

こういう事を言っていた。

「沢山の観光客が訪れることは嬉しいが、どんどん開発が進み観光資源を失いつつあると言うのだ」

だが、ある程度の道が整備され流通も良くなり人々にとっては今の状態が居心地良いらしい。

これ以上の開発は避けたいと。


散歩をしていると小学校から子供たちが下校する中、3人乗りをした女の子に遭遇。

ふらふらになりながらもキャッキャ言いながら自転車を走らせる姿は可愛らしい。

ラオスの子供たちは自分たちで遊びを考え、何でも道具にして遊ぶが、

逆に日本の子供たちは与えられたものしかせず、自分たちで遊びを考えたりすることは少なくなった。


何も無い(情報を持たない)からこそ自然の笑顔が生まれるんでしょうね。

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