首都「バンビエン」から南部「パクセー」に移る。
そろそろラオスの国も終盤に近づいてきた。
人の温かさ、ゆっくり進む時間、のんびりした生活、すっかりラオスの生活に馴染んでしまった。
まさに東南アジア最後の桃源郷。
出発までの間、「バンビエン」で出会ったヒロコさんと再会することが出来、
もし、再会出来たらフランス料理を一緒に食べたいねと約束をしていた。
それがこうして偶然の再会を果たし、フランス料理を食べに行くこととなった。
店内は高級な雰囲気が漂い、
誰一人、バックパッカーらしき人は居なく、スーツ姿の欧米人が目立つ。
自分のみずぼらしい格好がなんともミスマッチ。
ランチセットは、前菜に半熟卵のサラダ、主菜にBBQグリル、バケット、最後にデザート。
始めに運ばれてきた前菜(半熟卵のサラダ)は、見た目も美しく、
ナイフで半熟卵を切ったときに出てくる黄身がじわっ~とあふれ、
口にした際に口の中一杯に広がるオリーブオイルとビネガーがたまらない。
続いて、主菜(BBQグリル)は付け合せのフレンチポテトが絶妙。
じっくり焼かれた肉は柔らかく、間に挟んであるシャキシャキの玉ねぎがさらに味を引き出す。
最後はショーケースの中から選べるデザート。
どれも美味しそうで、チョコレートケーキ、ティラミス、プリンなどなど種類が豊富で迷ってしまう。
迷いに迷って悩んだ結果、プリンを選択。
ぷるぷるのプリンの上には上品な甘さのカラメルがかかり、濃厚な味で、言葉を失う。
楽しい会話をしながらの食事は最高の幸せ。
もぅ、感無量。ごちそうさまでした。
お値段 60000キープ(約700円)。
これまた再会で、タイ(チェンマイ)で同じルームメイトだった旅フレのマークと出会い一緒のバスで「パクセー」へ行くことになった。
彼はコメディアンみたいにすぐに人を笑わかす癖があるのか、一日中、ゲラゲラ笑いっぱなし。
バスに乗車して隣り合わせで座っていたのだが、夜中、トイレ休憩だったことを僕は知らずに眠っていて、
バスが動いたと同時に目が覚めると、横に座っているはずのマークがいなく、
慌てて運転手さんにバスを止めてもらい、マークを探しに行くことになった。
みんな待たしているから急いで探すのだがどこにもいなく、すると遠くの方で、のん気に椅子に座って食事をするマークの姿があった。
なにやってんの、バス出るって!
慌てた様子のマークは皿の上のご飯を急いで口にかけこみ何とか無事にバスに乗ることが出来た。
バスに戻り、反省の色はあっても、そのコメディアンぶりを発揮しようと人を笑かそうとするのだ。
いやはや、困ったもんだ。
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