2008年12月31日水曜日

砂漠行きます

ハッピーニューイヤーをムイネーで迎えることになりました。

正月を海外で迎えるのは初めてで、しかも南国ビーチに来ています。

まったく正月の気分になれない。

ムイネーはビーチリゾートとして有名なスポット。

ホーチミンからバスで約5時間。


この時期、宿が空いているか不安でしたがなんとか良さげなホテルを見つけることが出来ました。

ホテルの前がプライベートビーチでイイ感じのロケーション。

ヤシの木の下で、「波の音」、「風」を感じながら癒しのひと時を過ごす。



また、ベトナムでは珍しく砂漠がある場所で、初めての砂漠体験。

最初は鳥取砂丘みたいな感じかと想像していたが行ってみるとびっくり。


オアシスみたいな泉もあり、

よりいっそう雰囲気が出てイイ感じです。





砂漠の山を越えてはまた砂漠。

大きな山を登るのでもけっこう一苦労。



砂漠の山のてっぺんから見下ろす景色は最高。

静かで音が何も聞こえない感じで風と砂の音のみ。






ホテルへ戻って、シーフードが有名なので魚介類の磯辺焼きを食べる。

うまいです。

今年も早いようでもぅ、終わり。

来年も旅を続けるため、体を壊さないように気をつけなくてはいけない。

2008年12月30日火曜日

探検気分

シンカフェツアーで、「日帰りメコンデルタ」に行ってきました。

バスから見える緑豊かな田園風景を眺め彼女と話をしながら休息のひと時を楽しむ。

一人で旅してきたせいなのか二人になった途端、安心感を覚えてしまう。


バスが海岸沿いに着き、そこでボートに乗って4つの島々を遊覧。

メコン川は茶色く濁り、小さな漁船たちが横切る。

清々しい風が吹きぬけ、ほてった体を癒してくれる。

最初は、ライスペーパーを作っている作業場を見学して、昼食。

同じツアーに参加しているほとんどが日本人観光客。

みんな年末年始を使って旅行しに来ているのだろう。

島の村々を巡り、見学してはすぐに休憩。

少し歩いたかと思えば休憩。また、休憩・・・。

ほとんど休憩時間の方が長かったんじゃないかなー。

休憩時に外国の子供がハスの池の周りで遊んでいると、ストッン!と池の中に落ちてしまった。

慌ててお父さんが子供を引きずり出し救出。



その後、小さな馬車に乗って、村の小道をパカパカと走る。

乗っている最中、すごく罪悪感を感じたのは自分だけか!?

観光目的で、人を何人も荷台に乗せた馬は元気がなかった。

自分の苗字に「馬」が付くんだけど、「馬」つながりからきているのかも。


今度は、マングローブが生い茂る小川を小さなイカダに乗って下る。




ジャングル探検みたい。






ずんずん吸い込まれるかのように進んで行く。



彼女はこれが楽しみであったみたいで喜んでいた。

最後にココナッツ工場へ。

ココナッツのキャラメルやワインなどを作っていて、工程なんかが分かるようになっている。

島中、ココナッツの香りに包まれているかのように甘ったるい。

この島では「ヤシ教団」というお寺が存在するらしくそこに行きたかったのだがツアーでは行かなかった。

信者はヤシの実だけを食べて生活していたみたいで、

奇妙な造形物で出来たお寺は珍スポット的存在で有名。

バスでホーチミンに戻る最中、ベトナムに来て一番の大雨に遭遇。

周りは水浸しになり、洪水のようになっている。

ベトナム人たちは軽い冗談で泳げるよ。
なんて言っている。

大雨の中、フォーを食べにレストランに向かうが、

結局、路上屋台で雨に打たれながら食べることとなった。

明日、happy new yearをムイネーで過ごす。

2008年12月29日月曜日

パラレルワールド

彼女が夕方到着なので、それまでベトナムの珍スポット「ソイテンパーク」へ。



ココは「歩き方」にも載っていない場所で、ローカル・テーマパークとでも言っておこう。

以前、ネットで調べたら「天国」と「地獄」が書かれた施設があると知って興味をそそられた。
(都築響一氏の影響ですが)

一人で行くのもあれかと思い

宿に泊まっていた人と一緒に行ってきました。

ローカルバスで約1時間30分。(3000ドン)

目的地に着いてみると、外観は怪しいげな遊園地。

外国観光客なんて目にはつきません。

ベトナム文化や宗教的世界観を見て感じるテーマパークらしいです。


不自然で巨大な彫刻やへんてこりんなアトラクションが視界に入る。

エジプト建物の中に入ると、日本のお化け屋敷みたいに真っ暗で、怪しげな音楽と共にセンサーが作動し檻の中に入っている妖怪?が動く仕掛けとなっているようです。

奥に進むに連れて、エジプト文化を堪能できる仕組みになっている。


お目当ての場所にたどり着くと、

神聖な場所なのか靴を脱げだとか、

帽子を取れだとかいろいろ注意される。


最後は地獄へ。

中は先ほどと同様、真っ暗。

牢屋の中で、人々を殺している悪魔たち。

不気味です。


いや~な感じのまま空港へ彼女を向かいに行く。

バイクタクシーを3人乗りしてホテルまで移動。

今回、旅行のテーマ「ローカル」でいきます。

2008年12月28日日曜日

サンサンと輝く

ハッと気がつくと、まぶしい光が差し込む。

体を起こしてみるとバスが海岸沿いを走り太陽が顔を出していた。

久々の太陽を見たので心が少しホッとする。

マリンブルーの海が太陽に照らされキラキラ輝く。

ココは「ニャチャン」というベトナムで有名なビーチ。

少しの間、「ニャチャン」で休憩をした後、次は「ムイネー」だ。

「ムイネー」は海や砂漠で有名で、彼女がベトナムへ来たら一緒に行こうと考えている。

「ムイネー」を素通りして、最終地点首都「ホーチミン」。

到着してみると辺りは薄暗くなっていた。

一度止まったことのあるゲストハウス「ホーレン荘」を探す。

街の感じは大体把握しているので、迷うことなく着くことが出来た。
本当はスリやゲイの店主がいるので嫌なのだが安いからココに宿泊。



「フエ」と「ホイアン」で一緒だったリョウタと再会。

一緒にご飯を食べに行き、旅話で盛り上がる。


突然、街が騒がしくなり聞いてみるとサッカーでベトナムが勝利したそうだ。

前にも同じようなことがホイアンであったな。

明日、彼女が会いに来る日。

2008年12月27日土曜日

どんぶらこ



ホイアン中心部より約3kmほど離れた場所にある「クアダイ・ビーチ」に行ってきました。

道中、バイタクにゆられながら見えた田園地帯の風景は良かった。


ビーチに着くと沖の方で大きなタライに乗った漁師が網を使って漁をしている。

何隻かの船が岸に上がってくると、沢山の魚や蟹などが獲れていました。

獲れた魚などはその場で売買。



夕方、「ホーチミン」へ向け出発。

またしても約25時間のバス旅。

長距離バスにも慣れて、車内での過ごし方は、「読書」、「英語の勉強」、「車窓を楽しんだり」、後は「睡眠」。

旅フレのアキから貰った「モンキームーンの輝く夜に」おもしろかった。

ラオスの話なんだけど、ほのぼのした感じが良く元気をもらえた。

近々、ラオスに行く予定なので良いタイミングに読めたと思う。

2008年12月26日金曜日

何を欲するのか?

ホイアンは居心地が良いので、時間をかけてゆっくり過ごすことにした。


雨がシトシト降るホイアンはココロ落ち着く。

旅先の毎日は濃厚。

民家から見える、人々の日常の風景が映画の一コマのように過ぎてゆく。





ベトナムに来てから食欲旺盛で見るもの全て美味しそうに見える。

ホイアン名物の「揚げワンタン」、「ホワイトローズ」、「カオラウ」食べました。

日本でベトナム料理を食べるのと現地で食べるのとでは

美味しく感じる味覚はどうなってるのだろうか?


ベトナム舞踊を見に行ってきました。

楽器から奏でる音色に合わせて、披露する踊りは良かった。




ホイアンと言えば提灯。

様々な色や形は美しい。

こういう風景を忘れないように大事にココロに閉まっておこう。

2008年12月25日木曜日

ハッピークリスマス


ルームメイトみんなで世界遺産「ミーソン遺跡」に行ってきました。

天候があまり良くなかったのですが、逆に雰囲気が出てて良かったと思います。

山々に囲まれ緑生い茂るジャングルにひっそりと静まりかえった場所に佇む遺跡。





無造作においてある彫刻物もこの場所では妙にマッチしている。

神々のささやく声が聞こえてきてもおかしくない。

遺跡からはエネルギーを感じられ宇宙となんらかの関係がありそうにも思える。

遺跡の隙間から植物が生え、自然との調和により、時代が進化して行くかのように遺跡群も進化していっているのではないだろうか。







「ホイアン」の町に戻り

対岸からの町の様子を眺める。

やっぱ、「ホイアン」ええとこやわ。

2008年12月24日水曜日

幻想的な世界


本日、クリスマスイブです。

南国でのクリスマスは初めてで興奮しています。

「フエ」から「ホイアン」へ移動。

ベトナムで楽しみにしていた場所のひとつ。

「ホイアン」へは、「フエ」で一緒だった日本人リョウタと韓国人ギョンオクと3人でホテルに泊まることにした。

古い建物が多く町並みが京都に似ている。

昔は日本が沢山住んでいたみたいです。

「ホイアン」は世界遺産に登録されています。

ベトナムとは思えないぐらい美しくてイイ場所です。


ホイアンの人々は笑顔でに微笑んでくれて暖かい気がしました。

シクロ(自転車タクシー)を使って町中を移動するのも楽しそう。

どの地方に行っても必ず一度、市場に行くのだがどこも活気ある。



水揚げされた魚の中には熱帯魚のコロソマまで売られていた。

市場のすぐ横の川で、洗い物。

日頃見ることの出来ない、ベトナムの風景。

そんな中、虫を発見。

虫好きの自分にはたまらない。






まだ「ホイアン」は、雨季らしく毎日雨が降っている。

川辺に行くと水が増水して洪水になることもこの季節ならでは。





日が暮れ、夜になると幻想的な世界観を作りだす。






日本橋と言うアーチ型の橋が有名では少し中国風だが中には猿と犬の像があり、守り神とされている。

夜のライトアップもオススメです。










お腹もすいてきたところで、

夜は少し奮発してワインで乾杯。

ベトナムで有名な「ダラットワイン」。

料理を楽しんでいると外が騒がしい。

人々の歓声が聞こえ、バイクのクラクションもさらに大きくなる。

何事かと思うとサッカーでベトナムが勝利したようだ。

ベトナムの国旗の旗を振りかざして、走り回っていた。


道の一角でおもちゃの笛を売る兄弟。

カメラを向けると少し引きつった表情になる。

町の至る所には、提灯がぶら下がりエキゾチックな雰囲気に。

どことなく懐かしさを感じるホイアン。

2008年12月23日火曜日

美味しいもの


「フエ」の観光名所「阮朝王宮」へ行ってきました。

静まり返った王宮は当時の面影が残り、歴史を感じさせてくれる。


ベトナム初の世界遺産に登録された建築物。

あまりの広さに疲れる。



色鮮やかな建物が多く、建築好きは好きかもしれない。


お昼、フエ名物「バイン・セオ」を食べに行ってきました。

大きなエビ、モヤシ、ウズラの卵などの具が入ったお好み焼きみたいな食べ物。

ピーナッツソースをかけて食べる。

サクサクの食感で美味い。





途中、路上でバイクに生きた魚を乗せたおじさんと遭遇。

日本で人気のある熱帯魚が売られているのを見て、価格の差に疑問を感じる。












ホテルの部屋に入ると韓国人のギョンオクとルームメイトになることになった。

あまりの日本人顔と声は最初、日本人だと間違えた。



夜、YA△MAとギョンオクとで夕食を食べにGO!

夕食はもちろん屋台。

フエ名物「汁無しソバ」。


辛い唐辛子を混ぜて食べるると、よりいっそう美味しくなります。





彼女は、すごく勉強熱心、「英語」、「日本語」、「韓国語」を話せる。

それ以外にも、「スペイン語」、「ロシア語」、「ドイツ語」を勉強しているみたい。

会話をしながら食事の際は欠かさずメモしている。

すごい!
自分も見習わなくてはいけない。


ギョンオクに見せてもらったベトナム偽札。

上が本物。下が偽物。

お釣りの中に混じっていたみたい。

2008年12月22日月曜日

出会いは必然

12月の「フエ」は雨季みたいで天候が悪く、一時的な雨が降る。

ホテルに日本人が多く泊まっていて驚き。


その中で、自転車を使って東南アジアを横断しようとしている人に出会う。

ya△maと言って、すごく情熱を感じられエネルギーに満ち溢れている男。

http://ameblo.jp/earthride/

たまたま同じ「僕に踏まれた町と僕が踏まれた町(中島らも)」と言う本を持っていたという偶然。

その晩、ネズミに買ったばかりの食パンをかじられる。

2008年12月21日日曜日

一瞬だけラオスへ


「フエ」に到着して、すぐにベトナム・ビザの残り日数を増やすため、
日帰りでラオスの国境までバイタクをチャーターして行ってきました。

片道約4時間。

マジで疲れます。

ベトナムの「ラオバオ」という国境へ行き、入国手続きをしてラオスへ入国。

5分ほどの滞在ですぐに出国。

(このままラオスに行っても良かったかも)

やはり、警官に怪しまれ、事情を話し再びベトナムへ入国。

今度は沢山の女性に囲まれお金を両替しないか言ってくる。

いわゆる闇両替です。

また、これから約4時間かけて帰るのが辛い。

2008年12月20日土曜日

怪しい日本人


朝、再び「ハノイ」到着。

バイタク(バイクタクシー)と値段交渉してローカル価格の料金でホテルまで移動。

前に泊まっていたホテルに行き部屋に入ってみると前に知り合ったゾウに踏まれた人がまだいた。






少し睡眠をとって、彼とハノイを散歩。

カメラを首からさげた日本人が寄ってきて、今日、焼肉パーティーするから来ないと誘われる。

一瞬、戸惑ったが断ることにした。

すると、これからどこに行く?とかむやみについてこようとする。

ますます怪しい。

お金を両替したいと言うとついてこいと、闇両替場へ連れて行き、現地のベトナム人現地語で会話。

騙されそうなのですぐに退散。

夕方、「ハノイ」から「フエ」までスリーピングバスに乗り約14時間かけて移動。

座席が最悪なことに横5人シートの真ん中。

左:2人はゲイらしい外国人観光客。

右:ヤバそうなベトナム人。

快適でなくなる。

2008年12月19日金曜日

自然に帰る

寒い日が続いております。

昨日のお酒がまだ残っていて気持ちが悪い。

朝は薪で火を起こし体を温める。

こういう生活嫌いでないです。

天気は快晴。朝から村の中を動物たちが走り回っている。


ベトナム女性の髪をとく姿はすごく絵になる。

石の上で横になり、自然の空気や音を感じていると、ニワトリがコケコッコーと鳴く。

この時、何故か鳴き声がクックドゥドゥーと聞こえる。

英語を使う環境にいるせいなのか。

トレッキング再開。

毎日、アップ・ダウンがある山道を登って筋肉痛になるかと心配したが今のところ大丈夫。

新たなメンバー、「スイス人」、「アメリカ人」が加わりスタート。


高い位置から見下ろす棚田は必見です。











サパの人々の生活の架け橋となっている吊橋。

今にも崩れ落ちそな吊橋をギシギシ音をたてながら渡る。









途中、子供が大きな丸太を担いで山を登っていたので手伝おうとすると断られる。












目的地に到着。

旅の予定に無かったトレッキングでしたが貴重な体験でした。

サパの子供たちは元気でパワフル、窓からテレビに夢中。

日本の子供はゲームや公園の遊具など与えられたものしかしないイメージだが

そのため新たなアイデアや行動に移せなくなってるのではないでしょうか。

何もない場所(自然)では、自分たちでオリジナルな遊びを考え、新しい発見があるんでしょうね。

日本でも音楽家や芸術家も田舎暮らしをしている人が多いそうです。

夜、寝台列車で「ハノイ」に戻る。