2009年6月30日火曜日
美味しさを運ぶ
ダージリンに来たからには、有名なお茶を飲まない事にはいけませんね。
と言うことで、「Happy valley Tea Estate(紅茶農園)」へ行ってきました。
町か歩いてほんの3kmほどの所にあり、インドの紅茶の15%はこの地域で生産されているそうです。
見渡す限り一面の茶畑で、良い具合に雲とマッチ!
手作業で1枚1枚丁寧に葉を摘み取っていきます。
農園の中では、摘みたてのお茶を飲むことも出来ます。
そして最高級と言われる一番茶を頂くことにしました。
(たまには贅沢も必要)
沸騰したお湯の中に、サッとお茶っ葉を入れると、透明だった水が一瞬にして紅色に変化。
(時間にして5秒弱、浸けるだけ)
最高級の紅茶と、最高級のカップとはいきませんが、
「味」、「香り」はと言うと、
香ばしいような爽やかな香りが鼻から入り、何故か少しフルーティーな味わい♪
(もちろん砂糖は入れていません)
日本で飲んでいたダージリンとは全然違いますね。
空気は美味いし、素晴らしい紅茶とも出会えるし最高です。
旅フレ告知
町中にあるモスクを訪れてみました。
細い路地を入ったり出たりしていると突如、立派な建物が現れる。
人々がアザーンをしていると、ついつい見とれてしまう。
ムスリムの人たちは優しく、親切で、悪い人なんていないんじゃないかと思ってしまう。
モスクの隣では、ムスリム・ホテルもあるので興味のある人はどうぞ。
(ツーリストも利用可です)
町では以外にも、沢山のムスリムの人たちと遭遇します。
僕のオススメ「FISH MARKET」。
ここで働いている人ほとんどがムスリムです。
ツーリストが魚屋なんて訪れたりはしないと思うのですが、
魚好きとしては無視できません。
(各地によって獲れる種類も違うので、見たこともない魚に遭遇したりする)
僕がこれほどまでにムスリムに興味が湧いたのは旅に出てからのこと。
それまでは、「ムスリムって何?」、「怖いんじゃないの?」
みたいな、イメージを持っていましたが、
お世話になった旅フレのYA△MAから丁寧に教えて頂き、ムスリムの魅力を知ったのです。
その彼が日本で写真展をやるそうです。
トークショーもあるそうなので、
是非、訪れてみて下さい。
詳しくは↓の中にあります。
http://blog.livedoor.jp/akikazoo/
2009年6月29日月曜日
別世界
まだ、ダージリンに着いて間もないのですが心地良さに浸っております、今日この頃。
窓からは外を覗くと白い朝靄が立ち込め、まるで別世界。
僕の好きな天気は曇りに、少し雨がシトシトしている感じがたまらないのですが、
そんなダージリンでは、これが毎日のようです♪
(影の無い世界も良い感じですよ)
散歩に出かけると路地をくねくね曲がったり、坂道を登ったり下がったり、まるで迷路。
すると、美味しいレストランやおもしろいお店も発見できる!
方向感覚には自信がある方で、一度通った道は忘れない。
(これっていつも1人でいるから神経が研ぎ澄まされているのかな)
もともとダージリンはイギリス人が避暑地として開発した場所で、植民地時代の古めかしい洋館や建物が並んでいます。
そのため、ユニークな構造の建築などがあると、とても興味が湧いてきます!
(窓の形も様々でおもしろいですよ)
どれも古ぼけた感じがよりいっそう良い味を引き出しています。
インドに来て思うことですが、
物価事情に関して、安いはずの物が高く感じてしまうのは何故か!?
と考えておりますと、
それは、あまりにネパールの物価が安かった為、少し感覚が麻痺しております。
早くネパールぼけから覚めないと・・・。
2009年6月28日日曜日
インドに呼ばれているのか(後半)
インドへ踏み込んだ足は次なる目的地「ダージリン」へ向けて出発!
バスで「スィグリー」まで行くことにしたのだが、乗車してすぐにインドのお金を持っていないことに気づき、
おじさんに無理を言ってネパール・ルピーで支払わせてもらった。
(こんなことも時にはありますね)
「ダージリン」までのジープが出発するまで、
今後の予定にある「シィッキム」という、幻の王国へ行くためのパーミットを取りに行く。
あまり聞き慣れない名前だが、長い間外国人の入域が制限されていため、この場所へ行くには許可書が必要となる。
後程、詳しく説明したいと思います。
シトシト雨が降る中、インド初のチャイを頂きました♪
どこに行ってもチャイは美味しい。
しかも安っ!
3Rs(約7円)
ジープに乗り込むと、マンゴー売りのおじさんが愛想良く寄ってきて、
買ってくれ買ってくれと言うのだが
でも買わない・・・。
そんなやりとりががおもしろい。
そしてジープは猛スピードで発進した!
道がネパールよりもしっかりしているので、あまり揺れることもなく快適☆
勢いよく山をぐんぐん登り、遂には雲の上まで来た。
気温もあれだけ暑かったのに一気に下がる。
さびぃ~!!
お!町が見えてきたかと思うと、道には何故かレールが引かれている。
そうです!これが有名な世界遺産にも登録されているダージリン・ヒマラヤ鉄道、通称「トイ・トレイン」。
町の雰囲気もめちゃ良い感じ☆
走行しているうちに目的地「ダージリン」到着。
自分が想像していた「ダージリン」は茶畑が一面に広がりのんびりとした風景かと思いきや、
建物が立ち並び一種の都市が形成されている。
標高は2134mに位置し、道は起伏の多い坂道で、路地が入り混じり少し広島の尾道を思わせる雰囲気。
人種は、インド、ネパール、ベンガル、スィッキム、チベットと多彩に溢れている。
まさに、エキゾチックな国際都市です。
長居してしまいそうな予感。
インドに呼ばれているのか(前半)
カーカルビッタからインド国境までは歩いて行ける距離。
(徒歩で約20分ほど)
さぁ、インドへ向けて出発。
気持ちは不安と期待でいっぱい。
ネパール、インドを結ぶ架け橋に差し掛かると、いよいよかと実感。
何故、これほどまでにインドへの想いが強いのかと言うと、小さい頃からの憧れで
自分はいつしかインドに魅了されていた。
重たいリュックを背負い、一歩一歩前進していくと軍服を着たアーミーが先をふさぐように立ちはだかる。
棒や銃を持って人々を追い返し、怒声が響き渡る。
人々は後退する一方で、思わず「ここまでか・・・」と一瞬ハラハラ、ドキドキ。
だが、一瞬の隙を見て、アーミーに話しかけると、
顔をじ~っと見られ幾つか質問され無事通過。
パスポートにもインド・スタンプも押してもらい入国!!
こうして僕はヒンドゥーの世界へ足を踏み込めた。
果たしてこの先には一体何が待ち構えているのだろう。
そしてネパールよ!さようなら~。
2009年6月27日土曜日
断念・・・
カーカルビッタへ着いたころには、すっかり夜は明け雨が降っていた。
久々の雨は何故か気持ちが良い。
だが、雨は次第に強くなり、土砂降り状態・・・。
まったく止む気配が無く、考えに考えてやむなくイラム行きを断念する。
(予定はまったくもって変わるもの)
バス停から目と鼻の先にある、ボロボロのゲストハウスで1泊することにした。
この町は人々がインドへ向かうための場所とされているようだ。
明日、インドへ向かうのだが果たして無事にインドへ着くことが出来るだろうか。
「人間は、二種類に分けることができる。
ひとつは生きている間にインドに行ける者。
もぅ、ひとつは、インドに行けないまま死んでしまう者。
その二種類だ。その前者がインドに行く時期は、決定されているのだ。」
by 三島由紀夫
2009年6月26日金曜日
same same
夜行バスでイラムへ向かうため、カーカルビッタという街で乗り継ぐことにした。
出発までの時間、ジャナキ寺院の寝床でサドゥーたちと居眠りをする。
何のためらいもなく、グ~グ~よく眠れる。
言葉は通じなくとも、人々は親切に招き入れてくれるところが嬉しい。
そしてサドゥーたちは言葉数も少ない。
食事の時間が来ると、「お前も来い!」って誘われたけど遠慮して、
宿のレストランでスイーツを食べる。
とにかく外国人ツーリストがいないのか、食事の時でも1人が声を掛けてくると大勢のネパリに囲まれる。
そのつど、質問の嵐。
彼らは口癖は「same same」。
この時着ていた「same same」Tシャツが大いに役立つ!
バス停に向かうと、
既に大勢の人がバスの屋根にまで乗り込み、車内は汗臭さと暑さでム~ンとしていた。
すると横に座っているインド人が、ひっきりなしに話しかけてきては、「あ~だ」、「こ~だ」
言っくる。
(半分聞いていないふりをする)
これから約12時間程の移動だが、気力が持つかな・・・。
2009年6月25日木曜日
灼熱!
「ジャナクプル」は平地のせいか、とてつもなく暑い!
なかなか気に入った宿が見つからなく歩きに歩き回って「Hotel Sukh Sagar」へ決めた。
レストランが併設されて美味しいと評判だそうだが、肝心の部屋は汚く薄暗く、しかも窓は無い。
完全に密閉された空間。
(その部屋でも良かったのだが南京虫が出そうな雰囲気だったため、部屋をチェンジ)
少し奮発して、窓が有りキレイ目でテレビが付いた部屋を選んだ。
このホテルのスイートルームとでも言っておこう。
300Rs(約390円)
(ネパールに入って一番のホテル代)
部屋で休むことなくレストランで、ダルバート、デザートにミルクスイーツを頂く。
ボリューム満点で、味もイケル。
そして、ここのスイーツは激甘の激うま。
(甘党にオススメ)
1つのつもりが2つ頂きました。
町は比較的小さくインド色がとても強く、
美男、美女が多いように思えます。
中心に位置する「ジャナキ寺院」はネパール唯一のムガール様式。
じい様たちが生活しており、四六時中楽器を奏でている。
あまりに心地良い楽曲の為、眠たくなる。
ここダルマサーラーで寝泊り、食事も取る事が出来る。
すると、食事に招かれてしまった。
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