2009年6月20日土曜日
生け贄
カトマンドゥから南に約17Kmほど行った山奥に「ダクシンカリ」と言う小さな町がある。
そこでは何やら、動物を使った生け贄の儀式が繰り広げられているようだ。
バスに乗り込むと、人々の手には生きた鶏、ヤギなどを積み込んでいる。
動物たちと目線が合うと、心が痛くなる・・・。
お寺はヒンドゥー教徒しか入れないのだが、外から様子を見ることが出来る。
既に沢山の人が長蛇の列をつくっている。
今までに生け贄や動物が殺される場面は見たことないので気絶してしまうんじゃないかと思ってしまう。
寺院に祭られているカーリーという女神は殺戮、血を好む暗黒の神で、シヴァの妃神でもある。
既に生け贄の儀式は始まっており、次々に首を切り落としていく。
鶏でも、これは駄目だぁ~と思っているのに、次に運ばれてきたのが大きなヤギだったから思わず両手で目を隠しそうになる。
切り落とされた首から血が噴出し、それをカーリー神にかけるのである。
動物たちの最後の悲鳴は心に重たく圧し掛かる。
そして、言葉を失ってしまう。
帰りに立ち寄った、「キルティプル」という古い町並みが残るネワール族の町。
旅フレからも凄く良いからとオススメされていた。
町の景観も素晴らしく綺麗で、なんと言っても人々の暖かさには驚くものがある。
すれ違う人みんなが笑顔で挨拶してくれて、こちら側としてもとても気持ちが良い。
窓から顔を出す「クッスン」と言う名の女の子。
英語が堪能で、とても可愛らしい。
他の人たちも窓からニョキニョキ顔を出し外をじっと眺めている。
映画の撮影と遭遇。
以外とあちこちでやっているんですね。
町の感じは「バクタプル」と少し似ているが、高い入場料を出すのが嫌な人はこちらをオススメ。
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