2009年3月7日土曜日

時間感覚

旅の日々というものは怖ろしいほど時間の密度が薄い世界。

仕事をしていた時のことを思い出すと全然違った時間の使い方。

一体、今日が何日で何曜日すら分からなくなる。

「ムアンシン」までミニバスで移動。

約2時間。18000キープ(約220円)

ギュウギュウの車内は荷物が乗せきれないため屋根に積み込む。

車窓から見える景色は、また格別にキレイでボケっと見とれてしまう。


ありがたいことにドライバーのおじさんがゲストハウスまで乗せてもらう。

「タイトーゲストハウス」

欧米人に人気で、一階がレストランになっている。

各部屋ツインのみ 30000キープ(約350円)

ホットシャワー完備。

メインストリートには数件のお店が並ぶほどで、トレッキングに参加する以外これといって何もすることがない。

電気は一応24時間通っているようだ。
(たまに停電するみたい)



お寺に行く途中、子供のお坊さんも暑いのか袈裟を頭から巻いている。



お寺の中はシーンと静まり返り、風が吹くたびに天井から吊るされた布がゆらゆら揺れる。

無性に座禅が組みたくなる。


自転車で少数民族の村へ行こうとしたが、無謀にも歩きで挑戦。

最初の方は、景色を見ながら楽しんでいたが、

暑さで頭がヒューズしそう。

変わり映えしない土の道、両側には畑、次第に誰も歩いている人などいなくなる。
(横の写真はスタート地点)

誰もいない道を前に進む。

歩いても歩いても村は見当たらない。

途中、引き返そうともしたが、そこは負けず嫌いの性格。

かすかに人の声が聞こえ

声を頼りに近づいても誰もいやしない。

遂に耳までおかしくなったか。

だが、声の正体が判明。


草むらに隠れていたちびっ子達。

無事、村も見つかりホッとした。

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