旅の日々というものは怖ろしいほど時間の密度が薄い世界。
仕事をしていた時のことを思い出すと全然違った時間の使い方。
一体、今日が何日で何曜日すら分からなくなる。
「ムアンシン」までミニバスで移動。
約2時間。18000キープ(約220円)
ギュウギュウの車内は荷物が乗せきれないため屋根に積み込む。
車窓から見える景色は、また格別にキレイでボケっと見とれてしまう。
ありがたいことにドライバーのおじさんがゲストハウスまで乗せてもらう。
「タイトーゲストハウス」
欧米人に人気で、一階がレストランになっている。
各部屋ツインのみ 30000キープ(約350円)
ホットシャワー完備。
メインストリートには数件のお店が並ぶほどで、トレッキングに参加する以外これといって何もすることがない。
電気は一応24時間通っているようだ。
(たまに停電するみたい)
お寺に行く途中、子供のお坊さんも暑いのか袈裟を頭から巻いている。
お寺の中はシーンと静まり返り、風が吹くたびに天井から吊るされた布がゆらゆら揺れる。
無性に座禅が組みたくなる。
自転車で少数民族の村へ行こうとしたが、無謀にも歩きで挑戦。
最初の方は、景色を見ながら楽しんでいたが、
暑さで頭がヒューズしそう。
変わり映えしない土の道、両側には畑、次第に誰も歩いている人などいなくなる。
(横の写真はスタート地点)
誰もいない道を前に進む。
歩いても歩いても村は見当たらない。
途中、引き返そうともしたが、そこは負けず嫌いの性格。
かすかに人の声が聞こえ
声を頼りに近づいても誰もいやしない。
遂に耳までおかしくなったか。
だが、声の正体が判明。
草むらに隠れていたちびっ子達。
無事、村も見つかりホッとした。
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