成り行きにまかせる

ピピピピッッ！！！という目覚ましの音で目が覚める。

時計の針は朝の４時を指している。

手際よく荷物を整えて、バス・パークへ行ってみると、

既にチケット売り場には、まだかまだかと開くのをジッと待つ大勢の人が詰め掛けていた。

並んでいる人に「どこに行くんですか？」と尋ねると、

やはりシッキムから出るためのチケットを買い求めているようだ。

ダイレクトにバラナシに向かうためのチケットは無いので、

一度、バスで「シリグリー」まで行きそこから、列車で「パートナー」、乗り換えて「バラナシ」と、

非常に大変な道のりになりそうな予感。

出発時間は６時３０分。


まだ、出発時刻にもなっていないと言うのに続々と人は集まる。

そしてカウンターの電気が点いたかと思えば、先ほどまで列を作り待っていた人達が、

一気に押しかけぐちゃぐちゃ状態。

自分も焦る。

すると、係員から告げられたことは、

「本日のバスはありません」。

えええええ！！！

事情を聞いてみると、ストライキの影響によりゲートが開かなく、危険な状態にあると。

とにかく、バスが出ないのであれば仕方がない。

これはまだ、シッキムに居ろということなのか！？

「壁にぶち当たったときは、成り行きにまかせる」

明日の朝、もぅ一度チャレンジ！！