2009年7月18日土曜日
お騒がせ
シリグリー駅(NGP)で、一番下のランクの乗車券をゲット。
駅構内で列車を待っていると、旅フレのヤターとシェーンも同じ電車でバラナシに行く途中だった。
彼らの目当ても、やはり皆既日食☆
列車は時間通りとはいかないが、少し送れてやってきた。
長く連結された列車は日本の鉄道と違って、どこに乗れば良いのか分からない。
人々は我先にと乗り込み席の奪い合いで、みな必死。
凄まじい光景に目をやられる。
一瞬にして自由席は埋まり、通路までも人で溢れかえっている。
そして、パートナーまでの区間、3段寝台(A/C付でなく小さなファンが回っているだけ)に追加料金を払って移動。
車内はただでさえ暑いというのに、人々の熱気でさらに暑い。
体からは汗が噴出し、寝ることすら出来ない。
急に気分が悪くなり、頭痛がしだす・・・。
そして列車が揺れるたびに頭に響く。
ひたすらジッと堪えて我慢するしかない。
すると、
もうろうとする中、旅フレのシェーンが汚い英語でインド人に怒鳴り散らかしている!
尽かさず、ヤターも「xxxx xxxx」怒鳴る!!
どうやらシェーンが痴漢になったようだ。
その声を聞いたインド人たちが群がり、「どうした!何があったんだ!」と、わけの分からない言葉で喋りまくる。
もぅ、収拾つかないぐらい大騒ぎ!!
そこへ銃を持った鉄道警備隊が5人ほどやってきて、この先、護衛すると言ってきた。
乗客のインド人たちは何か問題が起こるとすぐに集まってくる習性があるようだ。
すると乗客は警備隊の圧力で煙のように消えて行き、開放的な空間が出来た。
でも、中にはどうして気になるのか「ちょっとトイレ」とか嘘ついて様子を見にきたり、
ある、おばあちゃんは知らない振りして警備隊の横に堂々と座り込み、
その様子はコメディー映画を観ているかのようで面白い。
その後、何も事が起こらないまま夜中2時にパートナーに到着。
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