2008年10月29日水曜日

「聲」


秋の夜、月明かりが知恩院御影堂(国宝)を包み込む。

一夜限りの朗読と音楽、そして声明とのコラボレーション「第二回 響流十方」を見に行ってきました。

お目当ては、谷川俊太郎さんの朗読♪

一度も生で拝見したことが無かったので楽しみで仕方ありませんでした☆

期待を膨らませ、会場に入ると視界が一気に開けたのです。
それは、闇の中に沢山のろうそくが並んでおり、ぼんやりと輝くように仏を祀っていて神秘的でした。

なんとも言えない光景☆

線香の香りが漂い、そしてクリスタルボウル演奏者が独特の世界観を創っていました。

心が無になるようだ。

谷川俊太郎さんの朗読が始まり、ピアノやギターが奏でる中、自然と心が響き合っているかのようでした。
まさに「聲(こえ)」とは、耳には聞こえない心の声が響いてくるようでした。

言葉の力というものは凄いですね♪

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