2009年5月31日日曜日

太陽と月のまつり


旅の最中で、良く耳にする言葉、それは「皆既日食」。

人の話では、悪魔として恐れられ、人生のリセットや流れる血までも変えてしまうとも言われているそうです。

なんて恐ろしいんでしょうか・・・。

それでも、人々は日食を見たがる。

僕はインド(バラナシ)で見る予定だが、何やら日本では凄いパーティーがある模様です。


TOKARA THE SUN & MOON FESTIVAL 「LUCY IN THE SKY WITH DIAMONDRING TOUR 」。

現在決まっているだけでも、V∞REDOMS、GOMA、宇川直宏、BETA LANDが出演するそうです。

今回、トカラ列島の悪石島近海では、

今世紀最長の約6分半の観測ができることで、世界中から注目を集めています。

ボアファンとしては、是非とも体感してみたいもの♪

これを気に一度、日本へ戻るのもありかな??

2009年5月30日土曜日

ネパール漫才


朝食の際、カゴに沢山のバナナを担いだおじさんに「僕のバナナはネパールでNO.1だ」ってなことを言うもんだから、

しぶしぶバナナを購入。

1本 2Rs(約3円)

食べてみると甘くてとても美味しい。

ネパールバナナは味がすごく凝縮され、モンキーバナナに似ている。

本日ネパールでは、ほとんどのお店が休みとなる土曜日。

町のシャッターは下りているにも関わらず人々はぞろぞろ歩く。


すると、沢山の人溜まりを発見。

何故か笑い声が聞こえるので、覗いてみると漫才をやっているじゃないですか!

1人がボケると、もぅ1人が頭を叩く感じで尽かさず突っ込みを入れる。

みんな大爆笑。

何とこの日は、至る場所で漫才が繰り広げられていた。

以外とネパール人は大阪に通じる笑い好きなのかもしれないね。

2009年5月29日金曜日

Eurekaの贈り物


ビザを延長する為、イミグレーションに行くと本日は休みだと言われ、「何で?平日でしょ?やってよ」

って言うと、係りの人が「休みと言ったら休みだ」の一点張り!

他の旅行者も呆れた様子。

後から、聞いた話ではポカラのイミグレーションは適当で、何しろ悪い人が多いみたいだ。

例えば、1ヵ月の延長は60ドル(US)なのに対して、

プラス40ドルも余分に請求されたりもするらしい。

みなさん気をつけて下さいね。

話は変わって、

最近、旅フレなどにぷっくらしだしたねと言われ、体重を量ってみると増量している!

よし!

このまま、頑張って筋トレをやっていこう。


地元で評判の水道水。

何とここから出る水は甘く、とても美味しいそうです。

気になるので味見してみよと思う。







彼女から送られたきた曲、Jim O'Rourke 「Women Of The World」。

旅の途中で疲れているときに和ませてくれる。

また、びっくりなことにアルバム名「Eureka」

ブログのタイトルと同じ。

2009年5月28日木曜日

ヘアーラップ


小鳥のさえずり、窓からは眩しい太陽、カーテンをめくると白い雪山が顔を出す。

そして、熱いチャイで喉を潤し、ナマステェ~から一日は始まる。

早起きして、フェワ湖南側の丘に建つ日本山妙法寺(World Peace Pagoda)へ行ってみることにした。

標高1113mあり、ちょっとしたトレッキング気分。

すっかり鍛えられた足腰は、ほとんど休むことなく進む。


目的地にたどり着いてみると、パノラマに広がるヒマラヤと湖を堪能できる。

この日はあいにく雲がヒマラヤにかかっており、壮大なヒマラヤを望むことは出来なかった。

だけど、見ごたえありですよ。


そして、真っ白なストゥーパーが現れる。

四方にそれぞれ違った仏像が安置され、

ポカラの町を守っているかのようにも思える。

とても神聖な空気が流れていた。


帰りは湖でボートを借りて対岸まで送ってもらうことにした。

なのに、オールを渡され必死になって漕ぐ。

風景どころではなくギラギラの太陽が容赦なく照りつめる。

200Rs(約250円)

お腹が空いて帰ろうにも可愛い雑貨屋さんを見つけ、なかなか先に進まない。


久しぶりの物欲に駆られヘンプのハットを購入。

160Rs(約200円)

旅フレのayaさんに付けてもらったヘアーラップ。

髪の毛を三つ編みにしてカラフルなヒモで編んでおり、とてもイイ感じ。

思い出に作ってもらいました。

ヒッピーの間では、人気みたいだが日本でも流行りそうだな。

2009年5月27日水曜日

ひんやり

このところポカラに戻ってから観光らしいことをしていなかった為、

「パタレ・チャンゴ(Devi's Fall)」と言われる滝と「グプテシュワール・マハーデヴ洞窟」へ行ってきました。

自転車を借りて、両方とも町から約20分ぐらいの距離。


始めに訪れたのは「パタレ・チャンゴ」

フェア湖から流れる川の水が地水に吸い込まれ、岩壁の大穴から滝となって流れ落ちる奇怪な場所。

何故、Devi's Fallとも言われるようになったのは、Deviというスイス人が落ちたという話で、その名がついたみたい。

入場料20Rs(約25円)

お金持ちそうなインド人がカメラをぶら下げ、沢山いた。


続いて、「グプテシュワール・マハーデヴ洞窟」。

この洞窟には不思議な言伝えがある。

1人の修行者がこの洞窟でシヴァ神の像が眠っている夢を見て内部を捜索したところ、本当に像が見つかったと言われている。

中に進んでいくと、天井から雫が滴り落ち、まさに洞窟探検。

もちろん足元は整備されているので安全。

小さな空間から大きな空間まで様々。

奥には川の水によって浸食された鍾乳洞が続いている。

中は涼しいので暑さしのぎには良いかもしれない。

100Rs(約120円)


帰り道、チベット人が暮らしている「タシリン・チベット村」を訪問。

もともと、中国軍侵入によるチベット動乱の際、ネパールへ逃れてきた難民が造ったみたい。

彼らはチベット独特の生活習慣を維持している。

糸を使って独特の方法で糸を編み、1人が伝統音楽を声にして歌うと続いて、気持ち良いように歌い始める。

絨毯やマットは購入することも可能。

2009年5月26日火曜日

見るもの・見えるもの

自転車を借りて約5kmほどの場所にあるオールドマーケットへ行ってきた。


すると、大勢の女性集団と遭遇し沢山の人だかりが出来ているので気になって覗いてみる。

一体何だったのか分からないが町を上げてのパレードだったらしい。

一瞬、デモかと思った。

ペダルをこぎながら町を眺めていると、ネパリたちはニコニコ顔で挨拶してくれる。

何をとっても見るものが新鮮すぎてわくわくしてしまう。

だけど、町中は黒い排気ガスがモウモウとたちこめている為、顔が真っ黒になってしまうけどね。

こっちでは新型インフルエンザでマスクをしていると思いきや人々は排気ガス防止のために利用している。


オールドマーケットは、かつては町の中心として栄えていたが、今では古い寺院や小物を売る商店が並んでいる。

昔ながらの雰囲気を残し、牛も寝転がりくつろぐ。

次に、ネパール人が生活の場としている「ニューバザール」へ。

食品、日用雑貨などを扱うお店が並び賑やか。

方や、僕の泊まっているレイクサイドはツーリスト向けの土産物屋、レストランが並ぶ。

もちろん物価は高い。


フルーツラッシーで休憩。

冷たく美味しくてゴクゴクいけます。

15Rs(約18円)

2009年5月25日月曜日

引き寄せる


竹探しに行ってきました。

と、言うのもayaさんが棒回しに使うための付き添い。

最初は、5分ぐらいできっと見つかるよと思っていたら

以外と棒は落ちてないものなんですね。

山へ移動。


偶然にも(必然?)竹を切っている人に遭遇。

竹を手にしてからウキウキのayaさん。

それから次から次に、ネパール人が声をかけてくる。

「どうしたのそれ?何に使うの?」

みんな頭の中が「???」。

それからラオスで会った人や、ヒマラヤで会った旅フレと再会する。

竹パワーは凄い!


そして、夕日まで最高の演出をしてくれる。

この辺りはホタルが沢山出るみたい。

2009年5月24日日曜日

一種類のみ


細い路地を入ったところに隠れ家的なモモ屋さんを発見。

モモとはネパール料理の代表的な食べ物。

この店は、水牛モモ一種類でやっているそうです。

店内は可愛く、食器が綺麗に並び、店主のおじさんもイイ感じ。

まるでネパールの家庭にお邪魔したかのようなお店。


自信のあるモモを頂く。

どれどれ、パクっ!

皮はモチモチ、中は肉汁がこぼれんばかりのたっぷりの具。

それをピリカラのソースで頂く。

これがうまい。


そこへ、カップルの旅行者がやってきて、「モモはある?」

店主が「申し訳無さそうに、今日は全部売れ切れちゃった」

するとカップルはとても残念そうに、明日また来るねと言って去っていく。

なんと最後の一皿を僕たちはご馳走になってたようだ。

(左から僕とモモ屋の店主)

2009年5月23日土曜日

休息


本日、トレッキングからの疲れをとるためゆっくり過ごしたいと思う。

ポカラという街はアンナプルナ連峰と湖に抱かれた楽園。

8000m級のヒマラヤをすぐ近くで見ることが出来、さらに緑豊かな自然が多くのんびり出来る場所だね。

ネパールのちょっとしたアイテム・食べ物を紹介。


よく街中で男性が被っているのを目撃する帽子「トピー」。

正装に欠かせないアイテム。

50~300Rs(約65円~390円)


以前、旅の途中で口琴に興味を抱いてしまい、思わずネパール口琴を購入。

70Rs(約90)

ベトナム口琴に比べ、音は低音で難しいながら楽しんでいる。


ネパールの有名料理としてはダルバートですが、次に有名なのが「モモ」と言われる蒸しギョウザである。

どこのレストランにも必ずおいてあるほどポピュラーな食べ物。

ピリカラのソースにつけて頂きます。

中身は水牛、野菜、チキンなど種類も豊富で美味しい。

25Rs~150Rs(約30~200円)

2009年5月22日金曜日

一期一会



ガイドのチャンドラとお別れの時。

彼には本当にいろいろとお世話になった。

感謝!!

この後、彼はエベレストへ登りに行くのだとか。

ナマスカール(Good bye!)

この後の予定を考える。

ポカラで少しゆっくりした後、世界遺産「チトワン国立公園」へ移動する予定。

2009年5月21日木曜日

ヒマラヤ写真集

ヒマラヤ・トレッキング期間は文章で伝えるより、写真で伝えることにしました。

(期間5月11日~21日)

トレッキング開始。

約2時間の道のりをかけ学校に通う子供たち。

子供と手をつなぐ自分。

相棒。

不思議な木の形をする森。まるで魔女の森。

目がクリンクリン。

遥か彼方を見つめるおばあさん。

目に映るヒマラヤ。

雲の上。

色とりどりのタルチョ。経文などが掘り込まれている。

記念にパシリ!

POON HILL

友よ。

ネパールの意味!?

カゴに沢山の葉っぱを担ぐおじいさん。

ガイドのチャンドラ。

微笑ましいおじさん。一体何者?

カメラに照れるあばあさん。

道端で出会ったおじさん&子供。

お菓子を欲しがる少女。

オシャレ。

目で訴える。

仲良し少女。

ピーナッツをあげた少年。

恥ずかしがりの少女。

前半終了。

指差した方向には!?

険しいルート。

おまじない。

お尻が丸見えの子供。

ながーいつり橋。

白と黒。

言葉を発さない少年。

微笑ましい光景。

学校帰りの子供たち。

青とayaさん。

不思議な町。

ゆらめく壁画。

葉と山。

スカーフを巻くヤギ。

少年と少女。

服の帽子。

前進する。

風の町。

青いあお。

集まり。

子供を担ぐ子供。

FBI。

積みあがる石。

地図を確認。

謎の奇岩群。

ジブリの世界。

人もドンキーも歩く。

雲の上、カラスも飛ぶ。

ちょっと良い気分♪

巡礼者とすれ違う。

光のチベット教徒。

朝のような夕焼け。

到着。約3800m♪
(サンダルに短パン、この格好でゴ~ル出来るとは思ってもいませんでした)

最後の晩餐。
(少しはたくましくなったかな)

鏡に写る自分。

如何でしたでしょうか?

美しい風景、人々の出会い、文化の違い、五感をフルに使い「見る、聞く、臭い、味わう、触る」、とても素晴らしい経験が出来ました。

トレッキングに出かけたくなったのではないでしょうか。