2009年10月16日金曜日

空白の時間

お待たせしました。久々にブログ復活!?

あれからヨガ・瞑想に明け暮れていたのですが、一度は「リシュケシュ」から離れシバの聖地「ガンゴートリー」を訪れ、

そこでかるい高山病にかかるハプニング。

さらに温泉のある「ガングナニ」では、毎日巡礼者と共に熱いお湯に浸かりながらプジャ(礼拝)をやってみたり。

夜になるとギラギラと輝く無数の星。

何かに引き寄せられるかのように再び「リシュケシュ」へ。


いちにちの始まりは瞑想から始まる。
心を落ち着かせシャンティーに。

日課となっているガンジス河の散歩。
金網を通して見るガート。

霧に包まれるガンガーはとても幻想的。

時には少女

時には少年が語りかけてくる。

ボン、ボンとジャンベを弾かせると

音を聴きつけて子供たちが集まってくる。
言葉は通じなくとも音楽を通じてのコミュニケーション。

そして、おやつにはチャイとparle-G。

と、そこへ1人のババが。

素敵な笑顔で、なかなかのハンサムである。

そして、時間だけがゆっくりと過ぎていく。
楽器工房「JUNGULE VIBES」へ。

音を愛し、音楽を愛している人が一本の木から楽器を自分の手を使ってこしらえていく。
とても丁寧にノミを入れていく。

オーナーのバンスリ(横笛)は心がこもっている。

楽器に息吹を吹き込むようにまた1人また1人とやってくる。

そろそろ「リシュケシュ」を出て行くころが近づいているのかな。
僕の使っている部屋とも最後になってしまうのかもしれない。

みんなと記念写真。

ガンガーの源流と言われる四大聖地「ガンゴートリー」へ。

期待と胸を膨らませて向かったのだが、現地について軽い高山病にかかってしまう。
(標高約3200m)
仕方なしに、山を少し下り、温泉のある「ガングナニ」へ行くことにした。
(標高約2800m)

ガンガーと山間に囲まれた小さな村の中にその温泉場はある。
マイナーな場所だけあって、ツーリストの姿は見当たらない。

朝になると多くの巡礼者たちが連ねてやってくる。
その中に、僕も加わり熱い温泉に浸かりながら遠くの山々を眺める。

最高に気持ちが良い。

プチ情報として、温泉場の上にお寺があり、その中に源泉が流れる洞穴があるのでそこで無料で寝泊りすることも出来る。
洞穴の中はポカポカ。

人々は手を合わせて、おでこにビンディーをつけてもらう。

泣く子供に父親はそっとタオルで拭ってやる。

夜になると気温は一気に下がり、上空を見上げるとはちきれんばかりの星。
ギラギラを星はうごめき、今にも落ちてきそうな勢いだ。

そして、運命が導くかのように再び「リシュケシュ」へ引き返される。