旅を始めてから毎日、日記「ブログ」をつけてきたのですが、
(ヒマラヤトレッキングを除いて)
「リシュケシュ」に居る間、ブログはお休みやせて頂きます。
何故なら、ヨガ&瞑想と向き合うため集中して取り組みたいと思っております。
「きみの歩く路は?
聖なる路か、群れた魚のような路かどんな路だ?
どんな人間にも、どんな風にか路はあるんだ」
by ジャック・ケルアック
2009年8月5日水曜日
お人よし
最近になってようやく雨が降り出し本格的な雨季に入った。
空は黒い雲に覆われ、雷を鳴らしながら大粒の雨が勢い良く降ってくる。
これはシヴァ神の怒りなのか?
忽ち道路は牛の糞や汚れが水に溶け込みヘドロのような洪水になる。
上からも雨は降る、下からも雨が跳ね上がってくるといった感じ。
(衛生上良くないのは分かるが、これは避けようにも避けられない)
誰しもが道を歩いていると声をかけてくるのがババ(サドゥーみたいな人)である。
笑顔で話しかけてくるのは良いのだけど、中にはずっとついて来るババもいる。
そしてタクシーで移動しようとすると、無言のままババもタクシーに乗り込んでくる。
お金あるの?
と聞いても笑顔でごまかす・・・。
困ったババである。
2009年8月4日火曜日
美味しさねだり
ヨガ・瞑想のグル(先生)を探しつつも、
ついついのんびりとガンガーを眺めたり、見晴らしの良いカフェでまったしているとあっという間に一日が過ぎてしまう。
「デヴラージ・コーヒー・コーナー」と言うカフェでは過去NHKで放送されたヨガ・ドキュメンタリー番組で菅野美穂さんが訪れた場所としても有名です。
(ここのホームメイド・チーズ・トマトパスタがオススメ!)
そして、リシュケシュに来てからは美味しい料理に出会えることからレストラン通いが続いている。
(リシュケシュでは肉類・魚・アルコールは一切置いておりません)
「ガンガー・レストラン」では、居心地の良い空間、そしてゆる~い音楽がかかっており
寝転がって本を読むには最高の場所。
欧米人に人気。
(旅フレのユウキと店内の様子)
中でも、「SIZZERE」と言う料理は日本人好みの味で安いわりに美味しい♪
熱々の鉄板の上にポテトフライ、ボイル野菜、デミグラスソースがかかったシチューみたいな食べ物とライスが付いてくる。
かなりのボリュームな上、ジュージューと音をたてながら運ばれてくるとよりいっそう食欲を掻き立てられます。
85Rs(約170円)
次に「MOKSHA」という韓国人カフェ。
あまりお客さんもいなくのんびりと寛げる空間です。
何時間いても全然怒られないのが嬉しい。
2009年8月3日月曜日
手始めに
聖地というだけあって、街の至る場所には巡礼者やドレッド姿のサドゥーを良く見かける。
周りを見渡せば山々に囲まれ、寺院も多く立ち並び、人々はガンガーで沐浴したりと心が落ち着く空間が存在する。
「リシュケシュ」の名前が一気に有名になったのはビートルズが訪れたことではないでしょうか。
ところが情報を集めていくうちに、今となっては良い指導者は街から出て行き、次から次にアシュラムが潰れていっているそうです。
その一方で、観光地化が進み物価も高く、観光用マッサージや1日限りのヨガや瞑想も可能だそうです。
本日、手始めに宿の近くにあるアシュラムで瞑想をやってきました。
広い講堂内には、僕以外に8人ぐらいの受講生がおり、指導者がマントラ的なことを静かにささやく。
ところが、マイクにノイズがはしり、ファンの音でかき消されるはで何を言っているのか聞き取れない・・・。
目をつむり座禅を組んで体をリラックスする。
耳を澄ますと風によってサヤサヤと揺れる葉の音、鳥のさえずり、どれも心地良く聞こえてくる。
人によってまちまちだが、体の一部分に集中するだとか、思考をやめて無にするだとか
感じ方は様々。
途中、体を解したり両手を擦り合わせて目に当てて目の疲れをとったりもする。
何人かの人は途中で外に出て行く者もいた。
他もいろいろ体験した上で、気にいった場所を探そうと思っている。
2009年8月2日日曜日
ヨガの聖地へ
インド人の甲高い声で目が覚めると、すでに向かいの席のおじさんはチャイを飲みながら新聞を熟読している。
のんびり寛いでいると、おじさんが親切にも「ハイドワール」に着いたよと教えてくれた。
まったくと言ってアナウンスが無いので、全然気がつかない。
ホームにはオレンジ色の服を着た巡礼者らしき人々やサドゥーが目立ち、つくづく不思議な国だと思ってしまう。
駅近くのお店で熱いチャイで喉を潤し、「リシュケシュ」まではバスで移動する。
さらに、オートリキシャーに乗り継いでアシュラム(道場)やゲストハウスが密集する場所までいく。
今回の目的、「ヨガ&瞑想」。
ところが未経験の自分にとって本場といわれる「リシュケシュ」で受講することが出来るだろうか?
始めのうちは自分に合ったアシュラムを探すため一先ず、ゲストハウスに荷物を降ろしリサーチから始めることにした。
2009年8月1日土曜日
列車より
列車の出発時刻より余裕を持って駅に着くと、相変わらず人、人、人でごった返している。
外国人専用窓口のオフィスではエアコンが付いておりひんやりとした室内で、ソファーに座って待ち時間を過ごせる。
そして、念のため非常食としてバナナを数本買い列車に乗ることにした。
インドでは列車は遅れることが良くあると聞いていてが、今回も時刻通りに出発。
外は猛暑だというのに、車内はガンガンにエアコンが効いており寒いぐらい。
A/C寝台とあって、外国人だけでなくローカル人も裕福そうな人々が多く利用している。
シートに横になって本を読んだり、音楽を聴きながら外の風景を楽しみながら寛ぐのは最高の贅沢。
何か欲しくなったとしても、売り子が来て食べ物から生活用品、新聞などと様々なものが売りに来る。
はずなのだが、
今回はチャイを売りに来る人はいても、何時間経っても食べ物を売りに来る人はおらず、
非常用食として買っておいたここでバナナが活躍した。
その後、
10時間ほど経ってから、軽食を売る販売員が来て、コロッケサンド、ポテトチップス、チャイを購入。
コロッケサンドがあまりに美味しく、同じものを追加で頼んでしまった。
インドの列車に乗った際はコロッケサンドをオススメします。
大きな駅に停車したかと思うと、今まで空席が目立ったシートも全て埋まってしまい、
静かなだった車内も活気が生まれた。
そして、電気が消され自然と眠りに入っていった。
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