2009年2月28日土曜日

日常

チェンマイに長くいるせいか、すっかり町の人たちと馴染んできた。

町を歩けば、「元気?」、「どこ行くの?」と気軽に声をかけてくれる。


彼女に頼まれていたブックマーク(しおり)を探しにナイトマーケットへ行く。

無事ゲット。

お店のおばちゃんが覚えていたらしく、片言の日本語で「タカチャン」と呼んでくる。

実に恥ずかしいものがある。


いつも見慣れているお寺もライトアップされただけでだいぶ変わる。


かかしのお賽銭入れ。



路上で映写機を使って、昔のフィルムを上映。

初めて見る映写機は味があって良かった。


明日、「チェンコーン」と言うラオスとの国境付近の町へ移動することにした。

久々の移動になる。

2009年2月27日金曜日

なが~い

朝晩は急激に冷え込み、

ブランケットを羽織らないと眠れないくら寒い。

そんなチェンマイの気候は自分にとっては過ごしやすい。

本日、モン族と首長族の村へ行ってきた。


最初に訪れたモン族の村は、タイ北部の山の奥地にあり現在では観光地化され、至る場所で、

土産物を売る露店が並んでいた。


人々は民族衣装に身をまとい、昔ながらの生活で暮らしている。

たまたま、村で宴会がやっていたので参加させてもらうことが出来た。

みんな昼間っからお酒を飲んで陽気な気分になり、何かタイ語で話しかけてくるのだが、

あまりの酒臭さと、何を言っているのか良く分からない状態で、長居することは出来なかった。

村では、花が咲き乱れ、滝や小川が流れ静かで良い場所。


その後、首長族の村へ。

本来、首長族は「メーホーソン」と言う町の郊外に住んでいるのだが、

「チェンマイ」にも村があると知り行ってみることにした。

地図にも載っておらず、人に聞いては道に迷い、本当にあるのか不安になった。

諦めようともしたが、やっとの思いで何とか探し当てることが出来た。


そして、

村へ入ろうとしたら、現地の人に「本日は終了しました」。

え!?

何、何・・・終了とかあんの!?

せっかくここまできて、中に入れないのはショック。

しかも、村へ入るには500B(約1500円)支払わないと入れないみたい。

テーマパーク化している。


仕方なしに帰ろうとすると、遠くの方からバイクが走ってきて、

よく見るとバイクに乗ったヤンキー娘(首長族)が通りすぎていく。

ラッキーなことに見ることが出来ました。

本当に首が長く、ちゃんと首に金の輪をはめている。


その後も、自転車に乗った子供たちも次から次に現れ、気がつくと首長族だらけになっていた。










ゲストハウスに戻ると今度は、獅子舞の舞踊が始まった。

大道芸の方が、日本から獅子舞を持ってきていた。


河童さん(おいかどいちろう氏)と言って、河童そっくり。

おいかどいちろうさんのホームページ(現在、世界一周中です)↓
http://www5a.biglobe.ne.jp/~o-ichiro/

2009年2月26日木曜日

軽くなる

すっかり伸びきった髪は、今となってはボサボサ。



切りたい切りたいと思っていた矢先、同じ宿に泊まっているノリコさんに髪を切ってもらう。

日本で美容師をしているらしく、旅先で出会った人に髪を切ってあげるという目的を持っていたようだ。

それで今回、一番最初のお客さんになった。

まさかこんな場所で切ってもらえるとは思いもしない。

感謝!

髪が切り終わると、

みんなから良い感じじゃぁ~んて言われる。

鏡を見ると少し若返った気にもなった。

旅で何か1つでも取柄を持っていると武器になるなぁ。


「チェンマイ」へ着たらここに登るべし!とガイドブックに書いてある、

「ワット・プラ・タート・ドイ・ステープ」。

標高1080mの山の頂上に建つ寺院。

金色に輝く寺院は太陽の光で、さらにコウゴウと輝き、独特の雰囲気を出している。

多くの参拝者が訪れ、仏像に花々を添え、回廊をぐるぐる回っている。


オレンジの袈裟を巻いたお坊さんが人々に御まじないみたいなのを説いて祈っていた。

次、機会があったら自分も祈ってもらおうと思う。

お寺で出会った女の子。

お母さんの横でずっと泣いていた。

海外に来てから良く泣いている子供たちを良く目撃する。

2009年2月25日水曜日

食との出会い

ジリジリと日差しが照りつめる日々。


マーケットで見つけた12B(約36円)のカレーそうめん。

味も良く、スパイスが効いていて汗が吹き出る。

しかも、野菜が食べ放題でカレーの中に入れるとよりいっそううまくなる。

暑い国だからこそ、辛いものが食べたくなるんだな。

その後に飲むフルーツシェイクは格別に美味い。

10B(約30円)

大体毎日こんな感じで食事を済ませている。


ルームメイのヒデとクラブに行った際、知り合った、バス、デズリー。

隠れスポット的な場所で、怪しげな雑居ビルの屋上にあり、

階段を登り、はしごを登る。

エキゾチックな提灯やローソクが立ち、イイ感じの空間。

楽しいひと時を過ごす。

2009年2月24日火曜日

気分転換


ムスリムのジャマルの自宅に招かれ勉強会が始まった。

その前に、お前にムスリムキャップをやろうと帽子を頂いた。

とても嬉しかった。

鏡を見てみたが、髪の長い自分には似合っていなような気がした。

それから、

ホワイトボードを使い、丁寧に教えてくれるのだが、

まったく分からん。

ジャマルに会う度に、何故かバカでっかいレーズンを3つ手渡される。

うまいかどうかの返事が欲しいのか、顔色を伺ってくる。

決してうまいものではないんだけど、親切さに食べなければならない。

いつも1つは口に入れて、残りの2つはこそっとポケットの中に隠す。



夕方、

地元の人の情報を得て、釣りをしに行ってきた。

ルームメイトのヒロさんも釣りが大好きらしく一緒に同行。

しかも、自前の竿を持っていた。

彼はバイクで世界一周をしてる最中で、今までに世界中の魚を釣り上げてきたそうだ。

        ヒロさんのホームページ↓
http://hp.tcup.jp/fela298/1/simple01.php

釣り好きと言うだけで親近感が湧いてしまう。

ゲストハウスから少し歩いたところにあるピン川は船やカヌーが行き交いのんびりしたところだった。

川は濁り、浮き草が生え、魚が釣れそうな環境は十分に整っている。


既に沢山の人が竿を出し集まっていた。

タイにもこんなに沢山の人が釣りをすることに驚く。

竿を持っている人以外にも、空き缶に糸を付けて単純な仕掛けで釣りをしている人もいる。

一体どんな魚が釣れるか楽しみ。

何回かキャストを繰り返したが全然当たりがない。

日が暮れ始めると周りでは火を起こし長期戦に入っていることが分かる。

結局、1時間ぐらいねばったが釣れる気配がなく、しぶしぶ帰ることにした。



その後、ヒロさんとタイスキ(タイ風すき焼き)食べ放題へ行ってきた。

109B(約318円)

日頃の食事と比べると少し高いが、たまにこういった贅沢も、時には有りかな。




寝る間際、窓の外にぼんやり赤く光るものがあった。

目を凝らし見てみると、数発の花火が夜空に打ちあがっていた。

まさかこの地で見れるとは思ってもいなかった。

2009年2月23日月曜日

通過点


モスクで見習い修行に励む日々。

そんな中、突然、お腹が痛くなった。

用をたそうとトイレに駆け込むとそこには紙がなく、ジャマルに紙がないよ~っと言うとそんな物はいらん。

手と水を使えと言う。

さすがにこの時ばかりは考えた。

我慢するか、紙を買いに走るか、それともこの際仕方ないかと。

悩んだ結果、紙を使わずにすることにした。

初体験で、なんだか原始時代に戻った気分。

感想はと言うと、やはり気持ちの良いものではない。

特に物があたる感触はなんとも言えない。

左手は不吉な手とされ、握手や物を渡す際は、必ず右手で行うのがマナー。

慣れないことも自然と当たり前の生活になってくるんだろうな。


※写真はムスリムの小学校。

2009年2月22日日曜日

毎日、マーケット

朝からモスクに出かけてます。

顔も覚えられ一人一人に握手を交わす程度になった。


ムスリムの人で、おもしろい帽子をかぶっているおじさん。

扇風機付きの帽子。

ソーラーパネルを利用し、ツバについたファンが回るという仕組みになってる。











帰り道、

ドブ川で水浴びをする子供。

ターザンみたいに木に登ってダイブしたり、

ちょっと危険なやつらだった。








週に一度行わられる「サンデーマーケット」は雑貨の宝庫。

アジアン家具からアクセサリー、衣類、生活用品まであらゆる物が売られている。

日本の夏祭りのようだ。

必要以上に物を買わないので、いつも見て楽しんでいる。






地面に落書きをする少年。

クレヨンを使って怪獣や動物など、自分の世界を絵にして表現している。

2009年2月21日土曜日

ありがたみ


毎朝、朝食を食べにムスリム・カフェに通い、

以前に知り会ったおじさん(ジャマル・アハマド氏)にムスリムについて話する。

モスクへ行っては祈りから始まる。







たまたま、ムスリムの方々が記念撮影をする際にジャマルがカメラマンになった。

ジャマルは初めてデジカメを手にしたらしく、

使い方が分かってなかったようだった。

カメラを反対にしたり、全然違うボタンを押したり、写真が撮れるまでにずいぶん時間がかる。

画面を見ながら写真を撮るんだよって言っても絶対にレンズを覗いて撮ろうとする。



一人で旅していると、全てのことを自分でやらなければならない。

洗濯物が溜まってくると、自分で洗濯もするのだが、この時ばかりは親のありがたみが分かる。


「チェンマイ」で激安のランドリーを発見。

1kg 15B(約45円)

朝に出すと、その日の夕方には仕上がる。

バックパッカーにとってはありがたい価格。


夜は「サタデーマーケット」。

「チェンマイ」は毎日のようにあちらこちらでマーケットが開かれている。


本を読むにあたって、いつもブックマークが無いと困るので、

この日のマーケットでブックマークを購入。

10B(約30円)

やっぱり読むのには自分の気に入ったブックマークが挟まっていた方が読む意欲も出る。

2009年2月20日金曜日

空間移動


これまでに「チェンマイ」のお寺にどれぐらい行っただろうか!?

少なくとも30寺ぐらいは行っていると思う。

空間移動することが好きな自分にとって、必ず本を持って行き木陰で本を読む。

清々しい風が通り抜け、風鈴の音やお経の声に耳を傾けながら、お寺参りしていく。

空間移動することで脳がリラックス。


一見普通のお寺なんだけど奇妙な壁画。

頭は人間で胴体が魚や変な生き物の体になっている。

それらが釣り針で吊るされている。

壁画は横にストーリー展開されていて、地獄絵巻的なものを現している。


迷子になりながら散歩することで、思いもよらない発見につながる。

2009年2月19日木曜日

独創的

チェンマイには100箇所以上のお寺が存在し、どのお寺もユニークな形をしている。

散歩をしていると、どこからかお経を唱える声が聞こえてくる。


坊さんのお経の声に誘われ、お寺に入ると金ぴかの建物がギラギラと輝き、

周りの光を吸収しているかのように誇らしくそびえ建つ。


お坊さんたちがお経を唱える姿を見ると、何故か新鮮な気持ちになる。

やっぱりお寺には不思議な力があるように感じる。

少し道を歩いただけで、次から次へお寺が見つかる。


珍寺を発見。

建物を囲むように、トラやカバ、キリンなど様々な動物たちの模型が無造作に並べられ、

自然との調和を表現しているように思えるが、

その中で、一体だけおかしな物が混ざっている。


ドナルドダッグ。

目はキョトンとして、手作り感満載。

しかも、ラーメンを食べている。

それ以外にもおかしいだろうと思う点が幾つかあった。


ドナルドダッグに感化されたのか、

夜、トムヤム・ラーメンを食べに屋台へ。

スパイシーなんだけども日本人の舌には会うと思います。

辛いものが苦手な自分も、少しは強くなったかもしれない。


ホテル戻り、ゲストハウスのファミリーに混じってタイの映画を鑑賞。

2009年2月18日水曜日

目覚まし


夜中、3時になると突然ニワトリが鳴きだす。

時間も正確で、それも長いこと続く。

ニワトリが鳴き終わると今度は、お寺の鐘と共に犬が吠えだす。

騒々しい朝がこのように始まる。

チェンマイは城壁に囲まれ、昔ながらの面影を残しつつ、近代的な建物が並ぶ。

人々も笑顔で答えてくれることが何より嬉しい。

今までの国や地域ではあまり無かったことだ。

2009年2月17日火曜日

ロマン


旅フレから頂いたり、交換した本が大量にあるため現在、熟読中である。

本から学ぶことは多いにあり、新しい発見にもつながる。

おもしろいもので、海外のゲストハウスへ行くと必ずといって多種多様な本が置いてある。

小説から漫画、写真集まで置いていたりする。

何でこの本がここに!?

ってことも良くある。

本は、人から人へ受け継がれ、新たな旅人へとサイクルを続けるのだろう。

もしかすると沢木耕太郎氏が読んでいた本も知らずと手にしていたかもしれない。

そのため、自分の本の後ろにこっそり名前を残している。

思いも寄らない場所で再会するかもしれないと期待している。

2009年2月16日月曜日

若さ×年寄り


「チェンマイ」に戻って、ゆっくりとした時間を過ごす毎日。

今まで移動の連続だったが少しこの街に留まることにした。

この街は人の暖か味があり、何より居心地がイイ。

今の自分は何かしら考えることが多くなった気がする。

環境や空間が少し変わるだけで気持ちが整理され、次なる行動、アイデアが生まれたりする。

その時が一番気持ちイイ。


以前、NHKの番組でやっていた、横尾忠則氏がお寺に座禅を体験したときの話。

寺の住職に落ち葉を掃除しなさいと命じられ、横尾さんは掃除をしている際に、ふと思ったそうだ。

落ち葉が全て落ちるのを待ってから掃除したほうが効率はいいのではないかと。

落ち葉が落ちるたびに掃除することで道が綺麗になり「美」のことも考えたそうだが、

いつも目的や結果がないと物事はやらなかったそうだ。

今の自分もその考えと同じ。

ところが、住職に「やることに意味がある」と言われたのだと。

なるほどぉ~。

常に目的や結果を考えてはいけないのだと。


人はいつしか考え方などが変わり、年を取っていく。

落語家の柳家小三治さんが前に言っていたことを思い出す。

年齢が多い人が年寄りなのではない。

あしたに希望も不安もなくなってしまったら、若くてもそれは年寄りだ。

10代、20代でも、無気力にその日をこなしているだけということになれば、間違いなく年寄りだ。

たとえ、70代でも80代でも、あした何か良いことがないか、あした新しい発見がないか、あした素敵な人でも出てこないかな、と、あしたに希望、発見、冒険、そして不安など、それら「なにか」を感じていたら、それは若者だ。

自分の興味あること、マラソンでも、政治でも、仕事でも、旅行でも、料理でもいい。

「別に楽しみもねぇし、発見なんかしたくねぇ。ただこうやってじーっとして、お迎えが来るのを待っているだけだぁ。世の中何があったってオラ知らねぇ。」

なんて人は、もう人生お引取り願うしかない。

年を重ねていくほど、実に楽しいことが、いっぱい出てくるそうだ。

だから、年をとっていくことが楽しいと思うようになる。

年をとってきたある日ある時間から、突然ものの面白さがわかるようになるという性質のものではない。

若いときからものの感じ方、味わい方の感性が少しずつ磨かれ、貯えられてきて、パーッと一斉に花開くといった感じだそうだ。

そのため、今まで面白いと思わなかったものが面白く思えてくる。無関心でいたものなのに、とても興味が出てくる、ということが出てくるのである。

年を取るということは、予想に反して、実に面白いものであるようだ。

2009年2月15日日曜日

最初の一歩


旅をしていると様々な人が旅をしている。

みんなどんな思いで旅しているんだろうか?


初めて会った人に対してあまり質問せず職種や学歴などを聞いたりすることは好かない。

それらを聞いたことで先入観を持ってしまい楽しい会話が出来ないような気がする。

せっかくの出会いなんだからそんなの関係無しに楽しい会話をしたいと思っている。

旅人の会話で一番多いのが旅の自慢大会。

どこどこが良かったよ、良くなかったよ、なんて自分本人が行かないことでは感じ取れないことなん
だから分からない。(でも、アドバイスにはなる)

もっとそれ以上に、それぞれの変化の現れを知りたいと思っている。

旅の目的であったり、発見、考え方など、いかにどれだけ自分の中で変化が訪れているかを知りたいと思う。

それから、
最初の会話は、一歩おいたぐらいが一番良いんだと感じた。

2009年2月14日土曜日

犬と自分



今回、首長族の村に行くことを断念し「チェンマイ」へ戻ることにした。

また、バスに揺られ、目まいのしそうな道を走り抜けて行く。

深夜バスだったため、道は真っ暗。

途中乗車する人たちは、道で火を焚きバスが来るのをジッと待っている。

バス内は軍人や出稼ぎに行こうとしている人が多かった。

「チェンマイ」に着いたのは朝の4時。

この時間帯、ゲストハウスはどこもしまっているが

一軒ゲートが開いている場所があったので、庭先で仮眠を取らせてもらった。

寝るスペースがなかったが、犬が寝ているちょうど真横で自分も同じように丸まって眠ることにした。

良い夢が見れそうだ。

2009年2月13日金曜日

整理

そろそろ旅が始まって2ヶ月ちょっとになろうとしているが、まだまだ先は長い。

多くの人と出会い、助けられながら何とかここまで来れた。


日本に居た時の生活とは逆転していまい、家族や友達は嫌になってすぐに帰って来るだろうと言われていたが、

目的を諦めず自分が満足行くまで旅を続けたいと思っている。

また、一人になって改めて自分というものを振り返り、自分と対話することで、

今までに気がつかなかったことに気づき、考え方など様々な面が変化と共に成長へと導いてくれているのだろう。

日々、成長のため、昨日の自分より今日の自分を進化させるため一日一日大切に生きていこう。


旅は思いもしない出会いの連続。

2009年2月12日木曜日

開放感

山にいるせいなのか朝晩は急激に冷え込む。

この町は朝霧がたちこめ幻想的な風景になるそうだ。

観光客も少なくのんびりし、民族衣装を着た人々がちらほら見られる。

こういう場所に来ると開放的な気持ちになる。


町の郊外にある、「パーアスの滝」、「フィッシュ・ケーブ」へ。



大自然に囲まれた迫力の滝はとても気持ちが良かった。

マイナスイオンたっぷり。







「フィッシュ・ケーブ」は緑溢れる森の奥にあり、とても静かで空気もキレイ。

小川は透き通り魚たちが優々と泳ぎ回っている。

タイにいるとは思えないほど美しい。


洞窟の中には見たこともない神秘的な魚が不気味なほど沢山泳いでいる。

大きさにして約50cm以上。

何故こんな場所にこれほどまでの魚がいるのだろうか。

不思議でたまらない。

2009年2月11日水曜日

日々

タイ北部にある「メーホーソン」へ移動。

窓、ドアが開きっぱなしのぽんこつバスに揺られること約8時間30分。

127B(約381円)。


定員オーバーな上、かなり揺れる。

今にも外に、ほり投げられそうな感じ。

山道は思っていたほど急なカーブが多く危険。


バックパッカーの憩いの場所「パーイ」で経由して「メーホーソン」。

小さな町で、山岳地帯に少数民族の村が点在し、有名なのが首長族。

目的のホテルを探していると、偶然にも宿のオーナーが通りかかり連れて行ってもらうことが出来た。

「ジーン・ハウス」と言って、とても親切で納得のいく価格が良い。

町全体が静かで、夜にもなると満点の星が見られ、提灯の形をした気球が無数に飛び夜空をぼんやり光らせている。

いやぁ~良い場所だ。

2009年2月10日火曜日

約束


近頃、ムスリムの日記ばかりで申し訳ありません。

それほどまでにムスリム文化にはまってしまいました。


昨日、おじさんと一緒に朝ごはんを食べる約束をしていたので行ってきました。

話はおもしろく、とても勉強になる。

おじさんは店の有名人らしく、出会う人、出会う人みんなが挨拶。

幸せをちょっぴりわけてもらいました。

お金を払おうとすると、わしが払うから良いのだと言うことも。

ジェントルマン。


夜、ムスリムの看板を見つけ、

晩ご飯にイエローライスを食べる。

やっぱりうまい。
 
タイフードも良いがムスリム料理もなかなかいける。


ナイトバザールに行くと、お土産屋、屋台が並び地元の人、観光客で賑わう。

空耳アワーでお馴染みの安齋さんそっくりのタイ人にも出会い仲良くなり楽しい時間を過ごす。

安齋さんはタイで有名なカバンのデザイナーらしくとても陽気な方で印象的な人。

この先も、良い出会いを求め旅して行こう。

2009年2月9日月曜日

発見

ムスリム・タウンを見つけるため自転車に乗って散策。

人に聞いては行くのだが全然見つからない。



諦めかけてた時、偶然ムスリムの格好をしたおじさんと出会い、一緒に朝食を取ることになった。


おじさんに勧められた「ゴーティー」と言うパンケーキー。

それとチャイ。

アロ~イ(美味しい)と言わんばかりの美味しさ。

とても親切な方で、ムスリムの話を一つ一つ丁寧に教えてもらった。

話が進み家族まで紹介してもらう。

一人一人に挨拶して、

それでは次に行こうかと、モスクへ連れて行ってもらう。

お祈りの仕方を教えてもらい、いざ挑戦すると難しい。

おじさんの声に続いて、真似しながら自分も声を発する。

‘ALLAHU AKA BAR'
(アンロフ アガ バルツ)

おじさんは手を握り(変ないみでなく)、「こうするんだよ」、「そうじゃないよ」などと指導してくれる。


「アンクルアン」と言う書物。

まったく解読できない。

別れる際に、明日も食事の約束をして分かれる。

知らないことを知るって言うのは楽しいですね。